クリーニングの工程
お預かりした衣類を、どのように仕上げるかの流れをご紹介します。
受付
お預かりした商品の点検を行います。
品物の点数・種類・素材、ボタンの有無、ほつれなど補修が必要なもの、ポケットの中身やシミや汚れの程度などを確認します。
洗浄
洗浄前に、素材や汚れの種類に応じて洗浄方法を選別します。
汚れがひどい物などは、シミ抜きや汚れを落としやすくする、前処理を行います。
ドライクリーニング
水で洗うと型崩れや縮み、色落ちなどが発生する衣類をドライ溶剤を使用し洗浄します。
ウール カシミヤ シルク レーヨンなどのデリケートな素材に適しています。
ウェットクリーニング
クリーニング店が特殊な技術で行うプロの水洗と仕上げまで含む洗濯です。
本来ドライクリーニングしないと収縮したり、色落ちしたり型崩れする衣類を手洗いのように水洗いする方法です。
ランドリー
50℃~70℃の高温の水と洗剤と助剤で洗うクリーニングです。
ワイシャツ シーツ 白衣 作業服などに、適しています。
乾燥
乾燥機や自然乾燥で、衣類に合わせた適切な乾燥をします。
仕上げ
衣類に合った適切な仕上げ方法で、衣類を仕上げます。
アイロンはもちろん、蒸気と熱風を使うプレス機と呼ばれる機械を使って仕上げていきます。
素材にあった温度や圧力などに注意しながら仕上げていきます。
検品・包装
仕上がった衣類を点検します。
洗浄しても落ち切らないシミなどは、シミ抜きを行い
汚れ落ちが不完全な衣類は、洗い直します。
シミやしわがないか確認してから包装をし、完成させます。
納品
仕上がった衣類をお客様にお渡しします。
お預かり証と品物を確認し、お客様の要望通りにシミが取れているか、また破損個所がないか等をご確認していただきます。